阿弥陀様が帰ってきました
常楽寺の阿弥陀堂は元々は本堂なのです。ですから阿弥陀堂の本尊、阿弥陀如来こそ常楽寺の根本本尊と言えます。阿弥陀様は長野県のお寺で仏師の長谷川さんの手によって修復されて戻ってまいりました。
現在の本堂は本来講堂と呼ばれるものです。講堂は伝法灌頂を行ったり、大勢が参加できる法要を行う道場として存在しています。いわば現在生きる私たちに利便性を重視した建物と思います。
一方、阿弥陀堂は過去に生きたご先祖様の菩提所としての意味合いが強いと思います。菩提所の建物が傷んでいては安らかではいられませんね。この度の大修理で見事に復活します。根本本尊の姿も旧にに倍して美しくなりました。南無阿弥陀仏…ありがたい